回避は聞き手に誤解を与える
■回避が聞き手に与える誤解■
きつ音者は、恥ずかしさからきつ音を隠そうとします。具体的には、中止や回避です。
その行動が、聞き手には否定的に受け止められます。
ずばり、誤解を生むのです。
たとえば、学校でクラスメイトが「おはよう!」と挨拶してくれたのに「言葉に詰まるよりいい・・」と、挨拶をしませんでした。
挨拶をしてくれた子は、あなたがきつ音であることを知りません。
そのため、あなたのことを「無愛想なひと」「おかしなひと」「失礼なひと」「不誠実なひと」と思います。
けれど、あなたが言葉に詰まりながらでも「お、お、お、おはよう!」と挨拶をすれば、「挨拶を返してくれた」と喜んでくれます。
なにより社会にでてから、あなたが言葉を詰まらせても怒るひとはいません。あなたが、しなければならないことから逃げる、避けようとするから怒るのです。
とくに、話すことや場所を避ける「回避」は第三者に誤解を与える行動です。
できるだけしないようにしましょう。
■聞き手の反応を知る■
きつ音者に対する聞き手の反応をあらかじめ知っておきましょう。心の準備もできます。
・連発
笑う、真似をする
・随伴症状
驚く
・挿入
回りくどく感じる
・助走と置き換え
気づかない
・言い換え
違和感を感じる
・中止
無口だと思う。
・回避
不誠実だと思う。