吃音の改善法

親は正しい吃音の知識を知ろう

 

 

■子供がきつ音に。親のあなたがすること(1)■

 

まず親であるあなたが、きつ音の正しい知識をもちましょう。

 

・きつ音になる要因の7割は、本人の体質です

 

・きつ音の原因は、まだハッキリわかりません

 

・100人に1人の割合で、きつ音になります

 

・きつ音の大半は2歳から4歳に発症し、3年以内に男子で6割、女子なら8割の子が自然にどもらなくなります

 

・男子より女子のほうが自然回復する率が高い

 

・きつ音のある子の6割が、からかいやイジメの経験があります

 

・親が子供に「ゆっくり話せ」など、話し方のアドバイスをしてはいけません

 

世間では、子供がきつ音になると「親の愛情が足りないからだ」「しつけが厳しいからだ」と、きつ音のことをよく知らないで無責任なことを言うひとがいます。気に病むことはありません。

 

あなたも子供も悪くありません。

 

そもそも、きつ音の4割は、ある日とつぜん発症します。

 

そして、きつ音のある子は他の子供とくらべ、言葉をたくさん知っていたり、読み書きの能力が高いのです。いわゆる言語発達が良い状態です。

 

急速に増える言葉の知識に、本人の口がついてこないために、きつ音は起きるともいえます。

 

ゆえに親の育て方が悪いわけではありません。もちろん母親のしつけや精神状態も関係ありません。

 

最新の研究で、「子供の性格、気質、感情面は、きつ音の発症に関係しない」こともわかっています。

 

だから、子供自身も悪くありません。むしろ、親は「他の子供より頭がいい」と誇りに思ってもいいくらいです。

 

>>親が知っておくこと(2)

 

 


>>【M.R.M】吃音(どもり)・改善プログラム